こんにちは!ひろ@マレーシア駐夫です。
2018年12月31日。
新年になる数時間前に紅白歌合戦を見ながら立ち上げたブログですが、早いもので運営してから約3カ月が経ちました。
初心者ブロガーの私ひろではございますが、今回はそんなブログ運営を通じて学んだことをレビューしたいと思います。
価値観の広がり
私もTwitterやブログでの発信を行っていると、同様の価値観を持った人との繋がりを持つことができたり、属性は同じでも自分にはない視点を持っている方に感銘を受けることが多いです。
自分も数か月ブログを運営していて思いますが、ブログはイニシャルの勉強も必要ですし、思いつきで始めるのは簡単ですが、コンスタントに続けることが一番難しいと思います。
イニシャルの投資もありますので、副業として捉えたときも決してコスパが良いものとは言えません。
積極的に発信しているブロガーの方は、それでも世の中に対して伝えたいことがあるという想いのある方だと思っています。
それは文字制限やSNSというカジュアルな媒体上では表現しきれない価値の高い情報であり、そんな生きた情報に触れることができるのも魅力だと思います。
私も同様にまだまだ日本では少ない「駐夫」としての価値観であったり、そんな新しい生き方の先駆者として同様に悩んでいる方々へ少しでも参考となる情報などを届けられるようにしていきたいと思っています。
思考整理ツールとしてのブログ
インプットした知識は、自分の中で咀嚼して言語化した時に自身の血肉となります。
これは私が大学生の時に塾講師のアルバイトをした経験から学んだことですが、「自分が分かる」と「教えられる」は違う次元にある状態です。
受験生が問題を解いていく時、何度も同じような問題をこなしていれば、経験則として答えの導き方は分かってきますよね。
私は英語の講師でしたが、当初英語は得意教科でもあったので何の問題もなく教えることができると思っていました。結果それはまったくの勘違いでした。
中学生や高校生というのは非常に好奇心旺盛で、こちらが考えもしていなかった角度から質問をしてきます。
なるほどな、、、と思うことが多く、これは「本質から100%理解して言語化できなければ、人に伝えて落としむことは出来ない」ということを学びました。
それからは英語の参考書を隅から隅まで読み直し、なぜそうなるか?ということを徹底的にインプットして、生徒へのアウトプットを行ってきた結果、そうして学んできたことは月日が経っても自分の体の一部となっているが如く現在でも生きています。
社会人になってからはそういった感覚を忘れてしまっていた気がします。
私も読書はするほうですが、読んだ本が読みっぱなしになっている気がして自己投資となっている満足感がありませんでした。
これはやはりインプット一辺倒になっていたからだと思います。最近は書籍で読んで分かったことや気になったことを、ブログというメディアで自身の言葉で言語化することで、思考を整理することができています。
数は少ないながらも記事を読んでくれる読者がいることも相まって、中途半端なことは書けないなという緊張感があるのも良い側面だと思います。
自己分析ツール(転職活動などに有効)としてのブログ
(2020年3月17日追記)
これは先程の思考整理ツールと被るのですが、筆者はキャリアカテゴリでこれまでのキャリアを纏めてみたりしています。
その中で自分がどういう想いを持って仕事をしてきたかなどを言葉で纏めていたので、いざ転職活動のために職務経歴書を書き始めたときも殆ど困りませんでした。
記事にする以上必死で理論の裏付けも取りますし、自分の主張も科学的にできるようになると思います。
ブログは転職活動を検討していらっしゃる方にも大変オススメです!
ブランディング(ウェブマーケティング)
ブログ運営は、コンテンツマーケティングの学習にはうってつけだと思います。
ビジネスのマーケティングでは、インターネットの登場で消費者の購買行動が変遷し、昔のような店舗主導型マーケティングではなく、ウェブ上でのコンテンツを通して魅力を発信することでロイヤリティを持ったファンを獲得していくというコンテンツマーケティングが重要となってきています。
ブログは個人版コンテンツマーケティングだと思っており、この情報の海の中でどうやって自分という媒体を表現し、その情報を求めている層に対してアクセスできるか?という観点が重要ではないかと思います。
自分のブログは何をテーマに伝えたいのか?そしてそれを伝えたいターゲティング層(ペルソナ)はどこか?を設定しない、もしくは主張したいことの軸がブレてくると、メディアとしての価値が下がってしまうからです。
これからは「人生100年時代」がやってくる中、会社人としてのアイデンティティだけでは不十分となると考えています。
会社という看板を外しても、自分はこういったことを学んできて、それを生業として表現することができ、現在は次のアクションとしてこんなことも考えているんだ、と自分をブランディングしていくことで、常に社会に対し訴求していく必要があるのではないか?と推察します。
例えば、自分が会社を辞めて独立したとしても、ブログというオウンドメディアの運営経験があるということは非常に強みとなると考えています。
自身の価値発信の学習のためにもブログは非常に有用な手段の一つではないでしょうか。
これからブログを始めようと思っている方、自分の思考を整理して発信していきたい方のご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!