こんにちは!ひろ@マレーシア駐夫です。
私は今マレーシアで資格の勉強をしていますが、正直10代の頃と比べると記憶力は低下していると感じます。
高校生の頃は単語テストも直前の勉強で何とか合格できた気がするのですが(笑)社会人になってからの勉強は何回も何回も繰り返してやっと…という感じです。
若い頃にもっと勉強しておけば良かったという後悔はつきませんが、そんな中新しく様々な知識をインプットするにはどうすれば良いでしょうか?
ひろ
エビングハウスの忘却曲線
下の図を見たことがありますでしょうか?
出所:Wikipedia
これは「エビングハウスの忘却曲線」という図で、人が一度学んだ事柄が時間の経過とともにどの程度忘却していくかを示した図です。
この理論によると、個人差は勿論ありますが、人間の脳は一度学んだことを、1時間後には56%、1日後には74%、1週間後には77%、1ヶ月後に79%忘却してしまうとされています。
ひろ
つまり余程の天才でない限り、一度見ただけで長期的に覚えることは不可能であり、何度も何度も復習してやっと定着するということになります。
中学校~高校生などの学生時代は、必然的に毎日バランスよく色々な教科を勉強しますので、予習・復習を計画的に行えば、忘却してしまう前に長期記憶として定着できる生活環境が整っていることが、記憶に定着しやすい一要因だと思っています。
対照的に社会人は仕事の合間を縫って勉強しているがために、例えば突発的な出張が入ってしまい、このルーティンが乱れてしまうことが長期記憶に定着しない主な原因だとも推測できます。
では、長期記憶に定着させるためにはどうすれば良いか?簡単です。エビングハウスの忘却曲線の周期が訪れる前に復習すれば良いのですが、特に営業などの外回りの仕事をやっていると中々難しいです。
意識はしていても、中々これを習慣的に達成する手段がないのがこれまでの問題でした。
私も元来怠惰な性格なので、このルーティンが途中で崩れてくることが多かったのですが、半ば強制的にこのルーティンを守らせてくれるシステムを見つけました。
暗記アプリ「reminDO」を使用
こちらはまさにエビングハウスの忘却曲線のシステムを利用した暗記アプリです。※現状はiPhoneアプリのみ。ウェブ版のremindoで登録→アプリで見る使い方が便利です。
使い方はいたって簡単です。
覚えたい単語や知識などを登録します。
隠しテキストは、復習の時にワンタップした時に現れるテキストです。画像やURLを登録することができるので、より複合的に知識を補強することができます。
初期設定は、エビングハウスの忘却曲線の周期に従って「間隔反復」という設定になっていますが、こちらは自分で間隔を調整することができます。毎日、3日毎、毎週、2周毎、毎月から選びます。
覚えたい単語を登録するだけで、あとはエビングハウスの忘却曲線の反復感覚で自動的にiPhoneにプッシュ通知が来るようになります。そうすると、ちょうど忘れかけたタイミングで登録単語を復習することができるようになります。
覚えたものは、OKを押してください。また次のタイミングでプッシュ通知が来ます。
私は資格の勉強で大量の単語や公式をインプットしなければならないのですが、iPhoneで必ずプッシュ通知が届くのは非常に印象に残ります。
iPhone
というように、ついつい触ってしまうiPhoneですが、良い監視役になってくれています。
iPhoneを触らない日はないので、その中に仕組みが出来上がることによって復習が習慣となりました。アプリの使い方も極めてシンプルなのが毎日続いている1つの要因だと思います。
以下その他便利だと思うTipsをご紹介しておきます。
Tips
- タグ付け機能で「英単語」を登録すると自動的に英辞郎への登録リンクが貼られます。
- 音声読み上げ機能がついているので、通勤中に耳で覚えることもできます。
▼開発者の方のブログはこちら▼
参考 reminDO開発日記reminDO開発日記年齢による記憶力の低下は、科学的なアプローチで解決しましょう!学ぶことは何歳からでもできます!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!